
◎葩餅(はなびらもち)-鈴懸 すずかけ-
「葩餅(はなびらもち)」
正月を寿ぐ縁起菓子、羽二重餅。
やわらかく甘煮した牛蒡と白味噌の餡を求肥でやさしく包んでいます。
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正月のお茶事、初釜には欠かせない和菓子で、ごぼうと白味噌餡とピンク色の餅を餅もしくは求肥で包んでいます。。
健康と長寿を祝うお菓子で、白餅を丸く平らに延ばして赤い薄い餅を重ね、中に甘く煮た牛蒡(ゴボウ)を白味噌の餡にのせて、半月型に仕上げたものです。
平安時代、宮中で長寿を願う新年の「歯固め」の儀式に、大根や猪、押鮎などを食べる習わしがあり、江戸時代にそれが広まって、今の「花びら餅」の原形なのだそうです。
明治時代に裏千家十一代家元玄々斎が初釜のお菓子として親しまれるようになり、新年のお菓子として全国でも広まっています。
-鈴懸 すずかけ-
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以前の先生の時のことが思い出されます。
先生は今はもうなく・・・姉弟子も有料ホームに入られ、妹弟子は・・・???
今はもう泡沫の夢のように感じます。
このお正月に使っていた花びら餅も、妹弟子のお宅がお菓子屋さんだったので、そこから注文していました。
とても美味しくて、席が終わって片付けた後、先生がみんなに分けてくださって・・・みんな2~3個もらって帰っていました。
・・・今は昔ですね。
本当に懐かしい昔です。
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