にんにくの原種由来、 パンチが効いた、辛さの業務用九州産にんにく
株式会社シーピーシーは、気候・風土・水と大自然豊かな南九州の宮崎、鹿児島を産地とする新物にんにく、むきにんにく、すりおろしにんにくを業務用を中心に取り扱っています。
九州で栽培しているにんにくは太陽をいっぱい浴びて育っていますが、冬場は気温が氷点下まで下がります。にんにくは冬は寒い環境で育てることがいいにんにくを作る条件なので、にんにくに適したところと言えます。
九州のにんにくは、太陽と冬の寒さで育てられています。 10月くらいに植えられた種にんにくは、12月から2月の寒い時期に土の中で眠ります。冬の寒さの中で眠っていたにんにくは、暖かくなったる4月頃にりん片が出来て大きく膨らみ始め、5月から6月にかけて葉っぱが黄色く枯れてきた頃に収穫となります。 収穫後間もない新ニンニクはみずみずしく、この時期だけ楽しめます。 収穫すると葉茎と根を切り取り、日陰の涼しい所で1か月ほど吊る自然乾燥と熱風で乾燥させる機械乾燥とがあり、1年に1回の短い期間しか収穫できないので、周年の需要に応えるため、長期間 にわたり品質を保持できるように、氷点下(-2~-1.5 ℃)での低温貯蔵が行われています。
弊社取扱いの九州産のにんにくは、古くから九州で栽培されていた「嘉定種(かていしゅ)」と呼ばれる原種に近い8片種のにんにくです。皮はほんのり赤く、有効成分のアリシンは他のにんにくより豊富に含んで、にんにく本来の成分がギュッとつまっています。辛味と匂いが強く、少し小ぶりの野性味溢れるニンニクです。
九州産にんにくと中国産にんにくとの違い
中国産のにんにくは、壱州早生、上海早生、遠州極早生という12片種がほとんどで、50グラムほどの実に12片ほど入り、外皮は淡い褐色です。 中国産の12片種は、九州産のにんにくとは粒の大きさや味・香りが違います。 九州産のにんにくは、丸みを帯びてプリプリして1粒1粒が大きく、密度も高く生育がいいですが、中国産は12片なので1粒が小さく一部に鬆(す)が入って空洞になっているものもあります。 すりおろすと、九州産は透明感があり、ねっとりしてニオイガきつくなりますが、中国産は白っぽくて不透明で、旨味が少ない上に雑味を感じます。 丸焼きにすると、九州産のにんにくは焼いてもコリッとした歯ごたえが残り、甘みや旨みがありまが、中国産のにんにくは火を通すと柔らかくつぶれ、うまみと香りは弱いです。
九州産にんにく一覧
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