にんにく＊FAQs

にんにくの原産地は中央アジアのキルギスという地域で、それがエジプトに伝達されたという説が有力視されています。

強い匂いからきたという説と仏教用語の侮辱や苦しみに耐え忍び心を動かさない「忍辱（ニンジョク）」からにんにくになったという2つの説があります。

日本では、無臭にんにく、暖地向けで極早生の紫にんにく、超大型で匂いが少ないジャンボにんにく、暖地系で早生の平戸にんにく、寒地系の有名なホワイト６片などがあります。

にんにくは約６５％が水分で、エネルギー量は１００ｇ当たり１３４ｋ㌍と栄養補給系サプリメントと同じくらいのカロリーがあります。タンパク質が多く、ビタミン、ミネラルたくさん含まれています。

ニンニクに含まれるアリインが、アリシンに変化して、しばらく放置され空気にさらされると酸化して、にんにくに微量に含まれる鉄分と結合して緑色になります。

ニンニクを生で食べ過ぎると胃や腸を荒らし、血圧上昇、貧血、目の充血、肝臓障害などのおそれがあり、特に空腹時に生で食べると胃の粘膜を刺激し、痛みを覚えることがあります。

にんにくをたくさん食べると殺菌作用により、腸内の善玉菌を抑制して、腸内で繁殖した悪玉菌が食物を腐敗させるので、においの強いガスが発生しやすくなります。

にんにくのニオイは、にんにくに含まれるアリシンという成分です。にんにくを切ったり、すり潰したりするとアリシンが分解され、にんにく特有の臭気と辛みのある強烈な臭いを発します。

にんにくのニオイを消すには、食後に緑茶にワサビを入れて飲んだり、梅昆布茶を飲むと、消化器官からにんにくのニオイが上がるのを抑えてくれます。

香りを重視するなら、にんにくの皮は手で剥くのが一番です。たくさん剥かなきゃいけないときとか、忙しい時にはにんにくの皮のむき方を知っておくと便利です。

少量は、冷蔵保存、たくさん保存するときは冷凍保存。お好みで、醤油、味噌、オリーブオイル、焼酎などに漬けると料理などに手軽に使え大変便利です。

お肉はもちろん、お魚にも合う万能醤油ダレです。長期保存できるのであると便利です。肉・魚・豆腐・茹で野菜などに掛け醤油として使う他、炒め物の調味料にも。

ニンニクは水につけて剥くと、きれいに・つるんと剥くことができます。