FAQs (よくある質問)
にんにくについて、よくある質問をまとめてみました。
にんにくの種類
日本では、東北の寒地種と関東以西の暖地種があります。40数種類あると言われております。代表的なものに、アリシンを抑えた無臭にんにく、暖地向けで極早生の紫にんにく、超大型で匂いが少ないジャンボにんにく、暖地系で早生の平戸にんにく、寒地系の有名なホワイト6片があります。
最近はホワイト六片種という品種と中国産の壱州早生や上海早生などの品種がほとんどです。
早生にんにく
九州や沖縄などの暖かい地域で作られる品種で、5~6月に収穫されます。球の重さは50gほどで、鱗片を12個持っており、紫がかった褐色の薄皮に包まれているため、皮に紫色のラインが入っているように見えます。壱州早生、遠州極早生、上海早生などの品種があり、味はマイルドです。
・平戸にんにく
・紫々丸(ししまる、紫にんにく)
・大島赤丸にんにく
・島にんにく
・無臭ニンニク
白にんにく
青森県などの寒地系の品種のなかでも最も代表的なもので、国内産の70%以上のにんにくが、6~7月にかけて収穫されています。主要品種は福地ホワイト・ホワイト六片で、球も鱗茎も外皮は白色で、鱗片(りんぺん)の数も5~6と少なくて、調理もしやすく、強い香りと風味を持っています。
ジャンボにんにく
正式にはリーキの仲間です。 ニンニクよりもにおいが少なくマイルドな風味。花茎も美味です。暖かい地域では超特大のサイズに育ちます。(エレファントなど)
行者にんにく
山菜の一種で、早春に芽を出します。花が咲く前の若芽や若い葉を採り、ニラやネギのように利用します。薬味やおひたし、和え物に。天ぷらは絶品です。
一片種
「プチにんにく」とも呼ばれ、中国雲南省で生産されています。粒が分かれておらず、1粒がにんにく1片に相当します。味やにおいがマイルドなにんにくです。
茎にんにく
中国野菜の一つで、「にんにく」の茎の部分のことを言います。にんにくの鱗茎を大きくするため、若取りした花茎。中国野菜のひとつです。 「にんにくの芽」とも呼ばれ、煮物や炒め物に使われます。
匂いが普通のニンニクよりもソフトです。
葉にんにく
「葉にんにく」は1片の「にんにく」から芽がでて、葉が伸びたところを収穫したものです。中国からの輸入品が主で、蒜苗(ソアンミャオ)の名で出回っています。炒め物などニラと同じように使われています。
・無臭ニンニク・・・大型で匂いのもとになるアリシンという成分の生成を抑制したにんにくです。
・大島赤丸にんにく・・・山口県萩市沖合いの離島で生産されてきた品種です。一般種に比べ、りん片が多く外皮が赤いのが特徴で、ニンニク特有の香りが強く、濃厚な味わいと風味が抜群です。
・島にんにく・・・沖縄で古くから栽培されている白皮種で、香りがとても強く、濃縮されたようなうまみがあります。やわらかい葉は、葉ニンニクとして楽しめます。
・平戸にんにく・・・温暖地でしっかり育つ人気の大球です。