FAQs (よくある質問)
にんにくについて、よくある質問をまとめてみました。
にんにくのニオイ(臭い)を消す
にんにくの強烈な臭いは、消化器官に入ったにんにくが臭いを発するからで、にんにくのニオイが長く続くのは、すべて分解・排出されずに残ったためです。
ニオイを少なくする調理法
臭いを抑える料理方法のポイントは、皮をむくときにんにくに傷をつけないこと。ソースなどを作る時は、ミキサーなどを使うといいようです。炒める時は、冷たい油が温まっていないときに入れます。熱した油ににんにくを入れますと香りは良いのですが、匂いも強くなります。ポトフなどは皮をむいたらそのまま使います。切り方も、繊維にそって包丁を入れると臭いが広がりにくいです。
あと、にんにくを傷つけずに丸ごとラップに包んで約1分間電子レンジで加熱してから調理する。切らずに丸ごとゆでる。高温で調理するとアリナーゼは熱に弱いため、加熱することで臭いを減らすことができます。
たっぷりのオリーブオイルでにんにくを揚げる『素揚げ』がおすすめです。
にんにくの臭さも激減され、ポテトのような美味しいにんにくを食べることが出来ます。オリーブオイルも、ガーリックオリーブオイルとしてストックすることができます。
ニオイを消す食事法
にんにくを食べる時に、旬の野菜やイモ類、ゴボウ、ニンジン、ダイコンなど繊維の多い野菜、果物を一緒に摂ると、カルシウムやマグネシウム、カリウム、鉄などがにおいの原因であるアリシンを包み込むので、臭いを減らしたり、和らげたりすることができます。
また、にんにくに含まれているアリシンはタンパク質や脂質、糖質と非常に結合するとアリシンを包み込み、にんにくの匂いをなくしてしまいます。
ステーキや肉類、あるいは魚を焼いたりするときに、にんにくを用いたり、牛乳を使用すると、タンパク質とアリシンが結合し、臭いがとれます。レモン、ショウガ、シュンギクなどと一緒に調理すると、防臭効果が格段に上がります。
デザートにポリフェノールを多く含むりんごや梨、ぶどう、チョコレートなどを食べると消臭効果が期待できます。
ニオイを消す
にんにくを食べた後に、ジャスミン茶、プーアール茶、緑茶、ほうじ茶、コーヒー、ウーロン茶、紅茶、ミントなどのハーブティーやリンゴジュースを飲む、牛乳やチーズなどの乳製品をとるとにんにくによる口臭を中和してくれます。ゆっくり飲むことや食べる事でも掃除効果が得られます。
コーヒーや紅茶などは、タンパク質や脂肪の多いクリームを加えると一層の効果が期待できますが、おすすめは、食後に緑茶にワサビを入れて飲むことです。食事をした後は、〆にお茶漬けを食べるといいですね。
そのほか、梅昆布茶も消化器官からにんにくのニオイが上がるのを抑えてくれます。