グリンピース、きくらげ、人参の飛龍頭
2018年04月の会席料理レシピ
旬の食材を使った、すぐ役立つにんにくの簡単レシピを掲載。
グリンピース、きくらげ、人参の飛龍頭
今回はあっさり味の飛龍頭を作ってみました。
具は、銀杏・干ししいたけ・人参に季節のきくらげ・グリンピースです。
この飛龍頭、安土桃山時代にポルトガル人によってもたらされたようです。
読み方は、一般的に「ひりょうず」と呼ばれています。
私は、そのまんまの読みで「ひりゅうず」と言っています。
関西ではがんもどきで通っているみたいで、豆腐をつぶして、ニンジンやレンコン、ゴボウなどと混ぜて、油で揚げた料理のことを言います。
お吸い物ではよく飛龍頭が使われています。
私はこの飛龍頭が好きで、このレシピでも一番最初にお吸い物の具に使いました。
何にでも応用できる優れものです。
今回の飛龍頭、お好みによってだし汁につけてお召し上がりください。
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食後には梅こぶ茶をお召し上がりになるとにんにくのニオイは気になりません。
またはわさびをお召し上がりになると同じくニオイは気になりません。胃の中でストップしてくれている感じです。
知らない間に食べて、元気になる「美味しい料理」、いかがですか?
材 料
木綿豆腐 ・ 1丁
大和芋 ・ 25g
揚げにんにく ・ 3粒
グリンピース ・ 20g
銀杏 ・ 10粒
きくらげ(戻したもの) ・ 10g
干ししいたけ ・ 3枚
人参 ・ 15g
塩 ・ 小1
片栗粉 ・ 大1弱
みりん ・ 大1
淡口醤油 ・ 大1
揚げ油 ・ 適量
作 り 方
1.にんにくの皮を剥いて小分けして、にんにくをサラダ油で素揚げをしてみじん切りにしておきます。
2.豆腐をキチンペーパーでくるみ、まな板の上に乗せ斜めに傾けて水切りします。
3.干ししいたけ、きくらげをそれぞれ水で戻して、みじん切りにします。人参をみじん切りにします。
4.(2)の豆腐を裏ごしします。
5.(4)の裏ごしした豆腐に大和芋をすりおろして混ぜ合わせます。
6.(5)に(3)のみじん切りにした干ししいたけ、きくらげ、人参、銀杏、(1)のみじん切りにしたにんにくを混ぜ合わせ、塩、みりん、淡口醤油、片栗粉を入れて混ぜ合わせます。
7.まな板の上にサランラップを置いて、(6)を置き棒状にします。
8.(7)を中温の油で揚げ、切り分けて盛り付けます。